エルメスのバッグ・修理はクレアン「バッグ工房」
クレアン「バッグ工房」は大切なバッグを一流の職人の手でメンテナンスします。
ずっと閉まっておいたバッグを久しぶりに使おうと引っ張り出してきたら汚れていた…。
また持って歩きたいけれど、このままじゃイヤ…。
こんな経験ありませんか?
特に、思い入れのあったバッグや、高級ブランドバッグが汚れていたら綺麗にしたいですよね。
本当に綺麗になるのかな?どうやって綺麗にするのかな?
そんなあなたに、クレアン「バッグ工房」のビフォーアフターをお届けします。
今回は、エルメス(Hermès) ガーデンパーティを生まれ変わらせます。
カジュアルトートバッグのガーデンパーティ
元々は園芸用!?マザーズバッグにも使えるサイズ感
ガーデンパーティはエルメスの中でもカジュアルラインで人気のバッグです。
「ガーデン」という名の通り、ハサミやスコップなどを収納する園芸用のバッグとして発売されました。
マチが広く、たくさん入るため、マザーズバッグとして使う人も多いバッグです。
ガーデンパーティーには5種類のサイズがあり、PMサイズが、最もポピュラーな大きさです。
他にも、TTPM、TPMといった小さめのサイズや、MM、GMの大きめサイズなど用途によって使い分けられます。
素材の種類も様々で、定番のトワルアッシュ、ゴム樹脂加工のアマゾニアなど、自分の好きなものを選べるのが楽しいですね。
エルメスならではのキャンバス地
トワルアッシュ(Toile-H)とは、エルメス独自のコットンキャンバス素材です。
フランス語でトワル(Toile)とは、木綿や麻でつくられた織物のことで、
「H」はフランス語でアッシュと発音し、エルメス(Hermès)の頭文字から取られました。
異なる2色の糸を平織りにし、摩擦などにも強く丈夫!
元は馬具工房だったエルメスらしいキャンバス地です。
キャンバス地のガーデンパーティは、2004年を境目として、前期タイプと後期タイプがあります。
前期タイプ(2003年頃)までのキャンバス地は、園芸用ということもあり、
防水性が高い樹脂コーティングがされていました。
ただ、このコーティングによって、化学変化を起こして変色や黄ばみが起きやすく、メンテナンスが難しいバッグでした。
そのため、2004年からのキャンバス地は、コーティングがなくなり、お手入れがしやすいガーデンパーティになりました。
自分のガーデンパーティが樹脂コーティングかどうかは、表面に光沢があり触るとつるつるしているかどうかで判断できます。
樹脂コーティングされたキャンバス地は黄ばみやすい
クレアン「バッグ工房」のメンテナンス
今回は、前期タイプのキャンパス地に樹脂コーティングがされているガーデンパーティです。
サイズはPMより一回り小さいTPMになります。
TPMはA4ぐらいの大きさ(約 横幅32×縦21×奥行14cm)のちょっとしたお出かけサイズです。
樹脂コーティングが変色してしまい、通常のクリーニングでは難しいお品物です。
加えて、底カドもすれているため、補修が必要です。
そのため、全てを黒く染め替えることでバッグを綺麗にするメンテナンスを行います。
バッグの染色には、エアブラシを使用して全体的に行います。
細部は筆で細かく修正を行います。職人技で、ひとつひとつ丁寧に作業致します。
角の部分はレザー部分の損傷がひどく、補修しながらのリカラー(色補正)になります。
底カドの部分は、1番擦れやすい部分で、たくさんの方がメンテナンスのご希望をされます。
補修後の違和感が無いように、周りと馴染ませる技術がクレアン「バッグ工房」の職人技です。
ボタンの金具は保護して染色をし、金具は研磨のケアをします。
ブランドバッグにとって、ボタンの金具も大切なバッグの一部。丁寧に扱います。
新しいバッグに生まれ変わりました!
自分だけのオリジナルのガーデンパーティを持ってお出かけしませんか?
ご注文は、【ご注文フォーム】からどうぞ。
集荷から配送まで、お家にいながら楽々メンテナンス。
高級ブランドバッグのメンテナンスはクレアン「バッグ工房」へお任せください。