レザーバッグに水シミができてしまったら?
日本製の革製品ブランド aniary。
無駄な装飾を取り除いたシンプルなデザインのレザーバッグは、洗練された印象を与えます。
綺麗めなカジュアルコーデから、フォーマル、ビジネスシーンにも利用できるバッグが数多く、男性にも人気のブランドと言われています。
ご紹介するバッグは、ややムラのある風合いに仕上げたお品物。
そして、ご依頼内容は、バッグ内でお茶がこぼれてできてしまったシミのご相談でした。


実は、バッグの中で、飲み物や化粧水などの液体がこぼれてしまったというトラブルのご相談は、よくあります。
ジュースやコーヒー、食用油が革に染みると、通常のケアだけではなかなか染みを落とすことができません。
また放置すればするほど、その部分だけ革が硬くなったり色ムラができたりとダメージが大きくなってしまいます。
今回の場合は、シミの原因が比較的落としやすいお茶であったこともあり、「一旦クリーニングでできるところまで落とし、状況によりリカラーしましょう」と職人からご提案いたしました。
お客様のこと、レザーの質感のことを考えた作業内容を提案できるのが、クレアンの良いところ。
結果、経験豊富な職人の予想通り、今回はクリーニングのみでバッグのシミを落とすことができました。
クレアン「バッグ工房」のメンテナンス
お茶は水溶性でシミの中では落ちやすいほうですが、染料に使われることもありますし、時間が経って変色したシミは無理にとろうとすると、革の色まで抜けてしまうこともあります。


クリーニングの効果をご覧ください




自分でなんとかしようとする前に
今はネットで検索すれば、いろいろな情報が手に入ります。
お金をかけず簡単にご自宅で解決できることもあれば、やはり革素材の特性をよく知った作業経験豊富な職人でないと、解決できない問題もあります。
- ・ご自宅で中性洗剤を使って洗ってみたら、水シミが広がってしまった
- ・ハイターを使ってみたら、色落ちしてしまった
- ・除光液を使ってみたら、革の質感が変わってしまった
- ・市販の染料を使ったら上手くいかなかった
こちらにご相談されるバッグの中には、ご自宅で何とかしようと思って作業した結果、もっと状態が悪くなってしまったお品物もあります。
どうぞ、大切なバッグでしたら、ご自身で挑戦する前に、ご相談ください。
最初からご依頼いただいていれば、シミや傷を目立たないよう補修できたかもしれないお品物も、状態が悪くなっていると自然な革の質感を残すことが難しくなってしまいます。
ぜひ、レザー製品のクリーニング・メンテナンスをするなら、最初から専門店を選んでご依頼することをオススメします。
良いバッグのレザーはとても美しいですよね。
クレアンでは、経験豊富な職人が実際にお品物を見せていただいて、最適な方法をご提案させていただきます。
革の質感を生かしたメンテナンスを心がけています。
クリーニングだけで改善しない場合はリカラーすることもできますので、革を傷めずシミを改善したいと思ったら、ぜひご相談ください。
料金は、お品物の形状、お素材、またシミや汚れの種類によって作業内容を選定し、改善度合いも判断されますので、正式にはお品物拝見後の確定料金ご案内となります。
お品物の種類・大きさにより料金が異なります。目安については料金表をご覧ください。